オフィスチェアで重要な「座面」について専門家が解説

【腰痛持ち必見】オフィスチェアで重要な「座面」について専門家が解説!

デスクワーク、執務作業ほど“座面”にこだわるべきワケ

デスクワーク 執務作業 座面にこだわるべきワケ

まず座面は、人の体重を支える部分であり、そのクッション性が“快適さ”を左右します。適切なクッション性能がないと「尻打ち」しやすく、長時間の座位で疲労を感じやすくなります。また、座面の形状や素材は、座った時の体への負担を大きく左右します。


例えば、椅子の座面の形状が脚の太ももあたりを圧迫する場合は数時間、執務作業をすると脚がしびれたり、むくんだりといった血行不良をひき起こしたりします。


椅子を選ぶにあたって座面の形状や素材は身体に影響を及ぼすだけでなく、執務作業の快適さを左右する重要なポイントなのでしっかりと押さえておきましょう。



椅子の座面の種類は大きく分けて4種類

ウレタンフォーム 椅子 座面の種類

ウレタンフォーム

モールドウレタン 椅子 座面の種類

モールドウレタン

3Dモールドウレタン 椅子 座面の種類

3Dモールドウレタン

メッシュ 椅子 座面の種類

メッシュ

オフィスチェアで主な座面の種類は4種類になります。


その他、樹脂タイプの座面や木製タイプの座面がありますが、オフィスチェアで多いタイプの4種類になりますので今回は説明を割愛させていただきます。


また、座面以外にもロッキング機能や肘(アームレスト)やヘッドレスト、ランバーサポートなども、腰痛を軽減してくれるので以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:『オフィスチェアの種類には何がある?デスクワークを効率化させる椅子のタイプを紹介!



【用途で見る】オフィスチェアの座面と特徴

オフィス オフィスチェアの納入事例
オフィス オフィスチェアの納入事例

大量購入なら「ウレタンフォーム」

オフィスチェア ウレタンフォームの椅子 CF-2M

ウレタンフォームがメインの椅子は座り心地を変える為、チップウレタンやスラブウレタンといわれる、硬さの違うウレタンフォームで作られる為コスト面で非常に優れております。


但し、ウレタンフォームは密度が低いので長期間で使用すると座面が「ヘタリ」座ったときの底付を感じる事があります。



普段の執務作業なら「モールドウレタン」

オフィスチェア モールドウレタン FCM-11

長時間のデスクワークには、モールドウレタンがおすすめです。


モールドウレタンは、金型にウレタンを注入して成形するため、身体にフィットする形状を作ることができ、ほかの素材と比べて密度が高く、長時間の使用でも型崩れしにくいという特徴があります。



長時間のデスクワークなら「3Dモールドウレタン」

オフィスチェア 3Dモールドウレタン EN01

その他に3Dモールドウレタンという3D形状のモールドウレタンを採用した製品は、体圧が均等に分散されることで、血行不良を防ぎ、長時間の作業でも快適に過ごせます。


また体圧を効果的に分散し、身体への負担を軽減する特性で、長時間座っていても疲れにくく、快適に長時間のデスクワークをすることができます。


弊社が販売している「3Dモールドウレタンシリーズ」は人間工学に基づいて開発された3Dモールドウレタンを採用しておりますので、より身体にフィットするタイプの椅子は体圧を広く分散させ肉体にかかる負担を軽減してくれます。


「とにかく座り心地が良い椅子を多く購入したい」という場合には弊社の3Dモールドウレタンシリーズを選択すると良いでしょう。



デザイン + 快適性なら「メッシュ素材」

メッシュ素材の椅子の納入事例 オフィス
メッシュ素材の椅子の納入事例 ミーティングルーム

メッシュ素材は生地の表面に無数の穴が開いており、空気や熱を効率的に通すため、蒸れにくいのが特徴。軽量でありながら伸縮性があり、デザインもスタイリッシュでオフィスにも調和しやすいという利点があります。


価格はモールドウレタンと比較してやや高価ですが、ベンチャー企業や設計事務所など、機能性はもちろんオフィス内観までこだわりたいというお客様に多く選ばれています。


以下記事ではメッシュ素材を使ったオフィスチェアの特徴について詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。

関連記事:『通気性抜群!メッシュ素材のおしゃれなデスクチェアの特徴を解説!



座面は正しい姿勢のキープにも大切!

脚を組んで椅子に座るイメージ画像

デスクワークの方の腰痛の大きな要因は、腰に負担のかかる座り方をしてしまっていること。


具体的には、前かがみや猫背、足を組む、机やパソコンの画面に対して斜めに座るといった姿勢で、これらは腰回りの筋肉や骨に大きな負担をかけてしまい、これが腰痛の原因となります。


ではなぜ腰に負担がかかってしまうのか?というと、大半の理由がお尻や腰と座面がフィットしておらず、知らず知らずのうちに姿勢が乱れてしまっているからです。


座面はこういった「正しい姿勢のキープ」に欠かせず、無意識のうちに姿勢が崩れてしまうのを防いでくれるため、集中力UPはもちろん、デスクワーカーにありがちな”慢性的な腰痛”の改善にも繋がるというわけです。


業務中の正しい姿勢については、以下記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。

関連記事:『【椅子メーカーが教える】腰痛改善は「座り方」から!正しい姿勢を詳しく解説!



座面の高さも重要!

正しい姿勢 座面の高さ

せっかく良い座面を採用した椅子であっても、自分の体形に合わない場合、執務作業中の姿勢が普段の執務作業より疲労を感じやすくなります。


正しい姿勢で執務作業をするには自分の身長に合った座面の高さに調節できる椅子を選ぶ事をおすすめいたします。


関連記事:『【高身長向け】ゲーミングチェアを選ぶ“基準”は?見るべきポイント・製品事例を紹介!



デスクワーク向けの“座面”を取り入れたオフィスチェア

ウレタンフォーム

オフィスチェア OCQ23 ウレタンフォーム

OCQ23

オフィスチェア CF-2M ウレタンフォーム

CF-2M

オフィスチェア FCM-5A ウレタンフォーム

FCM-5A



3Dモールドウレタン

オフィスチェア EN01 3Dモールドウレタン

EN01

オフィスチェア FST-77 3Dモールドウレタン

FST-77

オフィスチェア FST-55 3Dモールドウレタン

FST-55



メッシュ座面

オフィスチェア CF-10M メッシュ座面

CF-10M

オフィスチェア FCM-71 メッシュ座面

FCM-71

オフィスチェア CF-3M メッシュ座面

CF-3M

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